日本美術史 展覧会レビュー「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」 先日、東京国立博物館で開催されている「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」を鑑賞してきました。約10年前に奈良の聖林寺で拝観して以来の対面でした。 聖林寺十一面観音菩薩像 本展の眼目はやはり東京では初公開の国宝《聖林寺十一面観音》... 2025.03.04 日本美術史
日本美術史 大学入試共通テストから学ぶ美術検定「知識・情報の活用問題」対策ー2021年度「倫理」で出題された日本美術史の問題 大学入試共通テストでは、知識を基に問題文や資料から情報を読み取る問題が多く出題されます。特に「倫理」では美術作品を通して思想を読み取る問題がよく出題されます。これらは美術検定の「知識・情報の活用問題」と考え方が類似しており、美術検定対策にも... 2024.12.05 日本美術史美術検定
日本美術史 2012年美術検定2級での出題ミス―正倉院に関する問題 美術検定の正倉院関連の問題には、出題ミスが多い印象があります。2012年の2級では正倉院関連の問題が2問出題され、一つは《白瑠璃碗》がササン朝ペルシアで制作されたことを問う標準的な問題でした。しかし、もう一つの問題には複数の正解が考えられる... 2024.10.20 日本美術史美術検定
日本美術史 大学入試共通テストから学ぶ美術検定「知識・情報の活用問題」対策ー「倫理」試行テストで出題された日本・東洋美術史の問題 今回は平成30年度(2018年度)に行われた大学入学共通テスト「倫理」の試行テストから日本と東洋の美術史に関係する問題を取り扱います。大学入試共通テストでは、知識を基に問題文や資料から情報を読み取る問題が多く出題されます。これらは美術検定の... 2024.08.25 日本美術史
日本美術史 美術検定問題集の出題ミス―正倉院宝物に関する問題 美術検定の正倉院関連の問題で、問題設定が甘い問題がありました。 次の問題は美術検定2級の問題集に掲載されている問題です。 (185) 当時、日本の意匠と高度な職人の技によって発展し、日本の法隆寺や正倉院の宝物としてもその遺品が伝えられた工芸... 2024.07.20 日本美術史美術検定